現実と融合する仮想世界

ちょっとお勉強。難しかったら飛ばしてください。

前のページで説明した、第3のタイプの仮想世界、すなわち、現実世界と融合する仮想世界についての分類です。

このような仮想世界を作る技術分野は以下のような言葉で呼ばれます。

Virtual Reality (VR)
リアリティの高い仮想情報を取り扱う技術分野を広く指す用語で、もっとも有名な用語である。現実との融合よりもリアリティを追求するグラフィクス等の技術に興味の中心があるように思われ、現実と融合していない場合でも用いられる言葉である。
Mixed Reailty (MR)
現実と仮想の融合を一般的に表す用語である。
Augmented Reality (AR)
現実と仮想の融合であるが、現実が主で、仮想情報が従という意味合いがある。現実のモノに仮想情報を添付することによって情報を強化しようという考え方である。たとえば、ビルという現実のモノに、テナントのレストランの情報を添付する例があてはまる。
Augmented Virtual (AV)
AR の対語で、仮想情報が主で現実が従という意味合いがある。まだ研究例は少ない。

SpaceTag は MR に最も近い位置にいると思われます。

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