項目
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物理タグ
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位置座標
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現在の研究動向
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活発
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不活発
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位置精度
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高い
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現在普及している技術では低い
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コスト
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高い
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低い
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利用できる範囲
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実験室内、都会
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全地球
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自動車等の移動物体への情報添付
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可能
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不可能
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環境の加工
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必要
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不要
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仮想情報管理ソフトの構造
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利用範囲が広がると複雑化
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単純
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赤い字で書いた方が有利です。位置座標による方法は、現在は精度が低いためあまり注目されていませんが、将来的に位置精度が上がればコスト面と利用範囲の広さで有利になることは間違いありません。
移動する物体への情報添付はできませんが、そんなことはあきらめても十分利用範囲が広いと言えます。また、物体に情報を添付するという考え方ではなく、ある位置に情報を配置するという考え方であり、逆に言えば何もないところに情報を置くことができるという点では有利です。
SpaceTag は、このような観点から、位置座標に基づいて仮想情報を現実世界に融合させます。ただし、精度を上げる必要があって経済的に可能な場合には物理タグ方式を混在させることも否定していません。
(注) 物理タグが都会でしか利用できないというのは費用対効果の経済的な理由によるもので、技術的な問題ではありません。