updated: 2011/02/18
本研究は総務省地域ICT振興型研究開発 「小規模マイクロブログとクロスインタフェースの研究開発」により委託されたものです。
研究代表者:垂水浩幸(香川大学)
研究分担者:中野裕介(電マーク),土井健司(香川大学)
平成22-23年度
情報家電,ホームネットワーク,社会情報システム,コミュニケーション支援,医療情報システム
マイクロブログとは twitter に代表されるもので,短文を頻繁にユーザが発信し,それを統一的に一覧できるユーザインタフェース(twitter ではタイムラインと呼ばれる)を提供するものをここでは意味しています.
twitter を使っている人であればわかると思いますが,情報発信が簡単であり,タイムラインさえ追っていれば興味のありそうな情報が入って来るという意味で便利なツールです.文章は短いものしか送れませんが,URL を埋め込むことにより画像等も伝達できます.
そこで,twiiter のようなインタフェースを使って家庭内の情報共有,医療における情報共有,災害時における情報伝達に利用できるようにしようと考えました.
ところが,twitter をそのまま使ったのでは色々問題があります.流れて来る情報量が多くなり過ぎる,発信した情報が全世界に流れてしまいプライバシーが確保されない,家電製品等の「モノ」からの発信に関するインタフェースが統一されていない等です.
これらの課題を解決し,実装・応用していくことがこのプロジェクトの目的です.
LNS とは,SNS (Social Networking Service) から派生させた造語で,L は Life (家庭生活,医療介護,防災にかかわるという意味) または Local (twitter のようにグローバルではない) を意味しています.
情報家電応用
医療介護応用
防災応用
関連情報