パソコンによる試作

当時は、携帯電話にGPSがついているはずもなく、(ちなみに発想当時は i モードもなかった)パソコンにPHS(通信手段)と外づけのGPS(位置測定手段)をつけて実験していました。

上の写真は鴨川で実験しているところです。(モデルはN君)

この写真は画面例です。地図の中心にユーザが表示されています。その周辺にSpaceTagが散在しています。遠いタグは全く見えず、やや遠いタグは?マークのアイコンで示されています。?マークのものは存在がわかるだけで、中身を見ることはできません。近くに寄ると実アイコンで表示され、開いて中身を見ることができるようになります。

この試作品は Windows の機能を活用しておりましたので、ファイルを地図の中にドラッグ&ドロップするとそのファイルをSpaceTag化してその場に置くことができました。また移動するSpaceTag(しかもかなり高速で移動する)も実現されており、完成度はかなり高いものでした。